「私たち 離婚します」の見どころ、読みどころのご紹介

皆様こんにちは。

今回は地由先生の作品「私たち、離婚します」の見どころについて、ご紹介をしていきたいと思います。

短編作品でありながら、愛すること、結婚というものについてたくさん考えさせられる、ヒューマンドラマ。主人公と一緒に驚き、絶望し、悩み、そして希望を持ちながら、物語の世界にどっぷりと浸かることができる作品です。

それでは早速、ご紹介していきます！

 

 

「私たち 離婚します」の見どころ。ここは良かった！

まずは、「私たち、離婚します」の見どころのご紹介。
特に、ここは良かったと感じているポイントを細かすぎるご紹介でお送りします。

地由先生の絵の綺麗さ。これは秀逸です！

これは、口コミでも多数の方がコメントしていましたが、少し重いテーマの物語なのに、暗くならずに最後まで一気に読めるのは、その絵の綺麗さにあると思います。

絵に現れる表情の豊かさ！

物語で主人公の一臣は、喜怒哀楽の感情が大きく揺れ動きます。短い作品なので、言葉やシーンは少ないですが、その感情が表情で一目で分かる、というところがとても素晴らしいです。

離婚を切り出されて、心当たりもなく、理由も分からず戸惑う表情、説明もほとんどないまま、離婚届けを差し出されて驚愕する表情、寝ようとしていたところ、早夜の方からキスをされて、訳が分からない、といった表情もう、台詞も必要もないぐらい、一臣の感情が豊かに絵に表現されているのがGOOD！

一方の早夜も、表情が素晴らしい！

早夜はとにかく笑顔がかわいらしいです。

何かを必死で隠している早夜は、つねに笑顔で一臣と接します。屈託のなさ過ぎる笑顔は、のちのちの物語の伏線になっていくのですが、とにかく良い笑顔で描かれているのが救いでもあり、切なくもある、見どころになっています。

「私たち 離婚します」の読みどころ。ここは切ない･･･

そして、「私たち、離婚します」の読みどころ。

ここでは、その内容について、ここは切ない･･･というシーンを抜粋して、まとめてご紹介します。

ここを押さえていったら、みなさんも最後に号泣すること間違いなしです。

突然、離婚届けを出されて、戸惑う一臣と笑顔の早夜

物語の一番最初にシーンです。何を考えているか、まったく分からなくなるほどの早夜の笑顔と対照的に、戸惑い、頭が真っ白になるような一臣の表情が不穏な空気を感じさせます。最初から一臣に感情移入して切なくなるシーンです。

「最後だから」と過ごした、二人の夜に「忘れたくない」と泣く早夜

離婚を控えながら過ごす時間。心が離れかけた一臣が寝ようとしていると、早夜がそっと近づき、一臣にキスをします。驚く一臣と、なぜ驚かれたか分からない早夜。違和感を感じながらも、一臣は自分を抑えることができません。

早夜は一臣を受け入れたあと、一臣に抱きつき「忘れたくない」と涙を流すのです。

ここは、物語のターニングポイントになると思います。一臣の離れかけた心を引き戻し、早夜が抱える秘密の重要な伏線になる、とても切ないシーンです。

秘密を知った時の一臣の動揺

早夜の本音を知った一臣は、早夜が抱える秘密を知ろうと手がかりを探します。

そこで、早夜が一臣に隠していた、重大なことを知ることになります。一臣は早夜の秘密を知り、激しく動揺します。目の前の文字がかすんで見えなくなるようなシーンからは、一臣の動揺を感じることができて、とても苦しくなります。

ここから結末に向けて、一気に話しが進んでいく大事なシーンです。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「私たち、離婚します」は短編作品でありながら、愛すること、結婚というものについてたくさん考えさせられる、ヒューマンドラマとなっています。

主人公と一緒に驚き、絶望し、悩み、そして希望を持ちながら、物語の世界にどっぷりと浸かることができる作品です。

気になる方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました！