「クラスで一番可愛い子」の見どころ&読みどころ

クラスで一番可愛い子

皆様、こんにちは。

今回は、繊細は描写のヒューマンドラマを描くことで人気の作家、山中ヒコ先生の最新作より「クラスで一番可愛い子」の見どころと読みどころ、を一挙にご紹介していきます!

短い作品ですが、見どころ満載です。

ぜひ気になった方は読んで見てくださいね♪

 

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あらすじを紹介

あらすじよ書かれたノートと花の画像

「どうして私は可愛く生まれなかったの?」

元々の顔では塩対応してされなかった、「推し」に認識されるため、整形を繰り返す主人公、えり。

「わたしがもっと可愛かったら」そう思ったえりは、簡単な二重整形手術に挑戦する。

周りからの評判も良く、可愛くなれたと浮かれるえりだが、推しからは認識なんてされやしない。「…まだダメなんだ」と思ったえりは貪るように、「…まだダメなんだ」と思ったえりは貪るように、整形手術をくり返し、元の顔の跡形もないかわいい子になっていった。

そして、ついに「推し」のリアルな友達である男子とつながりを持つことに成功し―――。

[sitecard subtitle=もっと詳しく url=https://manga-heaven.net/2022/06/22/クラスで一番可愛い子%E3%80%80あらすじ/]

「クラスで一番可愛い子」の見どころ!この台詞にはグッとくる!

物語の序盤

「人生のルールは1つだけ。一番可愛い子でいること」という主人公、えりの思いが描かれます。しかし、その時のえりは、承認欲求の塊のような行動をしている真っ最中なのでした。始まりから、結末の不穏な空気を感じさせるシーンです。

整形を繰り返すえりが、手術後の痛みに耐えながら心で叫ぶシーン

「どうして私は可愛くうまれなかったの?どうしてありのままを愛してくれないの?」

整形を繰り返してまで可愛くなろうと、未来を夢見る一方で、ありのままを自分を愛したい、という矛盾する気持ちがせめぎ合い、切なさがこみ上げるシーン。手術後のため、血のにじむ包帯で、覆われた姿も印象的です。

「推し」の友達、水口に言われたことに傷つかないふりをするシーン

「こんなことは全然気にしない、傷だらけの身体に、またひとつ小さな傷がついただけ」心の傷に気づかないふりをして、強がるえりが切なく、悲しくなるシーン。

「傷つかない」という言葉を繰り返すことで、本当は傷ついているのがヒシヒシと伝わってきます。

ここは残念!「クラスで一番可愛い子」これは見たくなかった・・・

ここは残念、というポイントは、実際はあまりありませんでした。というのも、どのシーンも重要で次につながる伏線になっているからです。

それでもあえて、ということで、個人的にこんなのは嫌だ、と思ってしまったシーンをご紹介してみます。

父親との回想シーン

「バカでもいいさ、お嫁さんになればいい」

テストで悪い点をとってきた幼いえりに父親が言う台詞です。ほんと、女性を、そして結婚するということをバカにしている発言で、胸糞悪くなります。あげくに、妻子を捨て、若くて綺麗な女性と家を出て行ってしまうのですから、本当に腹が立ってしまいます。

えりが、鏡を見ながら「私がもっと可愛かったら」とつぶやくシーン

この時点でもっと違うやり方があったならなあ、と思ってしまうシーン。家族や友達は、違う方法を教えなかったのかな、とか、相談する人がいなかったのかな、とか、いろいろ考えてしまいました。

世話焼きの友人がひとりでもいれば、と思ったりして、自分の友人関係も振り返ってしまいました(汗)

 

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「クラスで一番可愛い子」外せないシーンを一挙、ご紹介!

指を指している女性の画像

ここでは物語のキーポイントとなる、外せない場面をご紹介します。絶対に押さえてくださいね!

海外で整形手術を施した後のシーン

グッとくる台詞の方にも入れましたが、やはりここは外せません。整形を繰り返すえりの葛藤と
この作品のテーマにもなることが凝縮されていると思うのです。

自分自身に対して「一番いいものでなければ愛してやらない」と言い放ち、傷ついた身体と傷ついた心を別のものにしてしまいます。ここから、えりの幸せへの道が狂ってしまった、と思わざるを得ないシーンです。

「推し」俳優のリアル友人・水口と接触し、推しとのセッティングをしてもらうシーン

様々な手段を使い、「推し」のリアルな友人・水口への接触に成功します。しかし、えりは、水口に対して、「推し」へとつながる手段であることを隠すこともありません。

その態度に、水口は、えりの本音を見下すような台詞と行動で、反撃をするのです。

おそらく、えりは、これから起こるだろう結末を予想し、絶望したことでしょう。

でもえりは、その絶望からも目を反らし、「こんなことは全然気にしない、傷だらけの身体に、またひとつ小さな傷がついただけ」
とつぶやくのです。えりにとっての幸せではない未来が想像でき、ハラハラの展開が開幕するシーンです。

まとめ

短い作品なだけに、どのシーンも重要で、すべてが物語につながっていて、見逃せません。

その中で、あえて心に残る台詞や外せない場面をピックアップしてみました。
これでほぼ、ネタバレしてしまったようなものかも・・・(汗)

繊細な心の動きが魅力の作品ですので、ぜひ本編でお気に入りの台詞や場面を見つけてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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