皆様、こんにちは。
今回は、ヒューマンドラマ部門で大人気の作品「クラスで一番可愛い子」の作者、山中ヒコ先生ってどんな人?というのを調査してみました。
調べて見ると、この「クラスで一番可愛い子」だけでなく、繊細な描写の人間ドラマを描くことで定評のある作家さんのようです。
この記事にまとめてみましたので、ぜひ最後までお付き合いください!
「クラスで一番可愛い子」を描いた「山中ヒコ」先生ってどんな人?
山中ヒコ先生は、漫画家でもありますが、イラスト・挿絵などでも活躍している方です。
2007年商業誌でデビューして依頼、繊細な描写の人間ドラマを、幅広いジャンルで描きたくさんの、主に女性の心をつかんできました。
- その作品は、極貧生活を送る女子高生が御曹司の身代わりに仕立てられる純愛もの『王子様と灰色の日々』
- 江戸の下町に寺子屋を開いた脱藩浪人と天涯孤独な少女の心の交流を描いた『死にたがりと雲雀』
- 未来世界の国を守る最強戦闘種“イキガミ”と、そのドナーに選ばれた教師によるボーイズラブ『イキガミとドナー』
など、時代も国も、そして歳の差も男女の関係までもとらわれない、幅の広さが魅力となっています。
今、別の記事でもご紹介している「クラスで一番可愛い子」は短編3作がまとめられた単行本の中の表題作となっています。
他の2編のうち1つ、「怪物の庭」はルネサンス期に実在したイタリアの建築家、ピッロ・リゴーリオを主人公とした物語。遠い昔の時代も文化も違う世界に思いを巡らせながら、芸術とは何か、ということを考えさせられる作品です
そしてもう1つは、「バジリスクの道」これは、作者が2011年頃から現在まで続くシリア内戦のニュースからインスパイアされたという作品です。今も世界の国では戦争が起きています。身近ではないけれど、すぐそこまで来ているかもしれない危機と平和を考えるのにうってつけの作品です。
この作品の印税の3分の1はシリア難民への寄付に充てられるということで、作者が戦争と平和に強い危機感を抱いているお人柄ということも分かる、そんな作品になっています。
「山中ヒコ」先生の他の作品は?最新作もご紹介
では山中ヒコ先生の他の作品も少し、見ていきましょう。
500年の営み
2012年に発売になった作品。恋人を追って自殺した青年が、冷凍保存の末、250年の時を経て目覚めるとそこには亡くなった恋人に似てはいるけど3割減の残念なアンドロイドが世話係となっていて・・・。号泣する人も多数の、未来BLストーリー。
死にたがりと雲雀
2014年発売の作品。寺子屋の師匠と弟子として、心を通わせながらともに暮らす浪人・朽木(くちき)と少女・雲雀(ひばり)。親を亡くし、一人きりの雲雀は朽木の朽木の支えで強さと笑顔を取り戻していく。しかし、朽木にも過去に言えない罪を抱えていた。複雑に絡み合う、人情と過去の因縁。二人はどうなっていくのか。胸を締め付ける展開が魅力の、江戸・下町の人情作品。
最新作はイキガミとドナー
こちらは、2020年、「クラスで一番可愛い子」と同時に発表された作品。山中ヒコ先生の最新作になります。
舞台は未来世界。平凡な中学教師の吉野優希は“イキガミ”のドナーだと知らされる。イキガミとは軍事的に運用される最強人間で、治療にはドナーの体液が必要とされる。突然、世界を救い、人類の尊敬と畏怖を集める「イキガミ」のドナーと知らされた吉野は・・・。傍若無人、乱暴に振る舞うイキガミと、その孤独を知ることとなる吉野の、魂を分け合うラブストーリー。
まとめ
いかがでしたか?
山中ヒコ先生の作品は、本当に振り幅が広く、時代も背景もまったく違う作品が並びます。
その独特の世界観に、一つ一つの作品というよりも、作者の名前で買い集めるファンも多いようですね。
最近では、ミニトマトの栽培記録ばかりをツイッターでつぶやいているという山中ヒコ先生。
そんなギャップもかわいいですね(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
どうぞすてきな漫画ライフを!
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