皆様こんにちは。
今回は、山中ヒコ先生の作品、「クラスで一番可愛い子」の感想をご紹介していきたいと思います。
あらすじなどについては、別の記事でもご紹介していますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!
[sitecard subtitle=合わせて読みたい url=https://manga-heaven.net/2022/06/22/クラスで一番可愛い子%E3%80%80あらすじ/]※この記事では、感想の執筆のため一部ネタバレの内容が含まれます。ネタバレNGの方はご注意ください。
それではさっそく、行きましょう。
「クラスで一番可愛い子」を読んでみた!ネタバレ感想をご紹介
まず、この作品を読んで感じたのは、「あれ!?もう終わっちゃったの?」です。
4話完結なので、当たり前ですけどね(笑)その分、エピソードが分散されず、伏線も少ないので、ストレートに結末まで読み進めることができます。
とはいえ、それにしても話の展開が早すぎるようにも思いました。
個人的には4話の始まりのシーンで間を飛ばしてしまったか?と感じてしまったぐらい、話は急展開を迎えます。
しっかり読めば、もちろん、ちゃんと話はつながっていますので安心してくださいね(笑)
内容については、個人的には、行き過ぎた承認欲求のための行動に恐ろしさを感じました。
自分でもあんまり認めたくない「私を認めて欲しい、愛して欲しい」という、自分の中の感情を刺激されたのも、ちょっと心がヒリヒリしましたが、その感情を爆発させた結果が、えりの結末なんだと思うと、その危うさに背筋がひんやりするような感覚になります。
ただ、主人公のえりが整形を繰り返すようになってしまう経緯には、分からなくもない部分もあり、気持ち的には共感するシーンもありました。
一方で、えりが「推し」のイケメン俳優に近づくための手段には、ちょっと驚きを隠せませんでした。
いやいや、個人情報大事!だし、お友達のことをそんなに簡単に知らない人に教えてはダメよ!と、大人になってしまった私は勝手に心配をしてしまうのです。
この作品は、短編ではありましたが女性なら必ず共感できる内容になっております。ぜひ一度、手に取っていただきたいそんなおすすめできる作品の一つです。
みなさんの反応は?口コミやレビューをご紹介!
では、読んだ皆様の反応はどうなのでしょうか?口コミ、レビューなどを見てみましょう!
短いのに、とても考えさせられる作品です。一度立ち止まって、その世界を考え感じることで初めて、
この物語が完成するように感じました。 表現ってこのようにあるべきだなと思わされました。面白かったです。(コミックシーモア抜粋)
それぞれが色々な思いや事情を抱え、また、表舞台に立っている人も思いや悩みを抱えて同じ時間、同じ場所にいる。
その人間模様がとても面白いです。この漫画はリアルな年頃の難しい矛盾だらけの女の子の気持ちがよく表れていて好きです。(コミックシーモア抜粋)
可愛くなりたい、とかは女だから気持ちはわかる。けど整形を繰り返す費用はどこからでるのかなー?とか現実的なことを考えてしまう。
(めちゃコミック抜粋)
どこかリアルで感情移入のできる話でした。終わり方もハッピーだけではない受け取り方が出来るのも素敵だと思う
(めちゃコミック抜粋)
作品の内容自体が考えさせられる、共感できるなどの声は多く見られました。
やはり、いろいろな思いを抱えて過ごした思春期を経て、お姉さんになった私達には、なんとなく切ないような
気持ちで感情移入できるのでしょうね。
一方でこんな意見もあります。
表紙の絵がとても可愛い!でしたが、本編はかなりリアルな描き方で、ストーリーはかなり…
(めちゃコミック抜粋)
絵が可愛いので読んでみました。 整形したい気持ちわかります。 整形しても愛されるのかな?
モテるのかな? 自分を受け入れるって難しい(コミックシーモア抜粋)
そうなんです。表紙の絵がすごくかわいいんです!
そしてタイトルが「クラスで一番可愛い子」なので、個人的に、恋愛もの、男の子がクラスの可愛い子に恋をしてしまうお話なのかなあ、なんて、ちょっと甘酸っぱい気持ちで作品に入ってしまったので、ギャップに驚いてしまいました。
そして、その短さに残念がる声もちらほら・・・。
表題作の整形を繰り返す女の子の話を読みたくて購入。正直、とても短く、読み足りなかった。
(コミックシーモア抜粋)
表紙が印象的なのと表題作のあらすじから、エグくて切ない作品を想像して読んだので、
あっさりした結末で拍子抜けしました。(Renta抜粋)
どろどろした部分をもっと深読みしたい、という方にはちょっと物足りない内容なのかもしれませんね。
一方、サクッと読みたい方にはとてもおすすめの作品になっています!
まとめ
「クラスで一番可愛い子」は表紙の絵やタイトルからは想像できない、ちょっと重めのテーマが魅力の作品です。
ですが、短編の作品なだけに、読みながらも重くなりすぎずに、結末まで、一気に読み進めることができます。読んだあと、いろいろと考えさせられるのも、山中ヒコ先生の作品の魅力なのかもしれませんね。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント