こんにちは。今回は、裏海マユ先生の作品『お父さんが早く死にますように』が胸糞悪いって本当?という話を検証していきます!
みなさんは「胸糞悪いマンガ」ってご存じですか?
「胸糞悪いマンガ」とは、読んでいてムカムカするようなストレスフルの「胸糞悪く」なる物語を味わえる、というマンガ
のことだそうです。「鬱漫画」とも言うようですね。
さて、それでは「お父さんが早く死にますように」は本当に「胸糞悪いマンガ」かどうか、見ていきましょう!
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ここが「胸糞」ポイントだ!
まず、父親の存在は圧倒的に「胸糞」!
会社経営をしている地位のある人物のようですが、自分の家族を暴力で支配しようとする姿は、最初から最後まで、本当に「胸糞」です。見えないところで行っている暴力と裏腹に、社会的には立派な人物として振る舞っている姿も、すがすがしいほどに「胸糞」ポイントです(笑)
また物語の途中、主人公が父親と二人で婦人科に行くシーンがあるのですが、深読みをするならば、病院の関係者がそこで違和感に気づかないのか、という少しイラッとしてしまう場面も。
次に「胸糞」と思えるのは、男性警察官!
勇気を出して助けを求めた主人公に対し、疑うような発言を繰り返したあげく、助けようとした部下の女性警察官に対しても、立場を利用して黙らせてしまう姿は、立派な「胸糞」な人物でしょう。
裏海先生、「胸糞」ポイント、ほんとに分かってらっしゃる(笑)!
無責任な母親と自由奔放な妹
その他にも、主人公の苦しみを知ってか知らずか、子供二人を助けることなく、そのまま二人を置いて家を出て行ってしまう母親も「胸糞」な存在と言えるのかもしれません。
個人的には、主人公の思いに気づかず、自由奔放に言葉にし行動に移してしまう妹にも、ハラハラと同時に多少イラっとしてしまう場面もありました。
読み進めると・・・
では本当に、「胸糞悪いマンガ」と言い切ってしまえるのでしょうか?
個人的には答えは「NO」です。
読み進めていくと、出て行った母親は自身も暴力を振るわれていたのではないか、と思えるシーンがあります。父親と主人公の関係もおそらく、知っていたものと思われます。その上で主人公を助けることなく出て行ったのは母親としてはどうか、と思えることですが、たとえば、夫に愛されることを強く願っていた、一人の女性の人生としてだけ考えたとすれば、少しだけ、同情の余地はあるかもしれない、と思うのです。まぁ、大人なのに身勝手なことに違いはないですが。
また、自由奔放な妹の存在ですが、現実的な話にはなってしまいますが、小学生という年齢を考えれば当たり前の行動・言動だなあ、と思います。そして苦しんでいる姉のためになる、ということだけを考えての行動と思えば、健気にも思えますし、それだけ、心に植え付けられた闇が大きいのだろうなあ、と心配な気持ちにさえなってしまいます。
何より、主人公の恋愛事情は、なんとなくうまくいきそうな気配も見えますし、その後の人生も希望の光が見えています。
そういった点で、作品としては、「胸糞悪いマンガ」というジャンルにはならないのではないかなあ、と思いました。
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まとめ
今回は、裏海マユ先生の作品『お父さんが早く死にますように』が胸糞悪いって本当?という話を考えてみました。
みなさんはどう思われますか?
個人的には、「胸糞悪い」物語を求めている方には、ちょっともの足りないのかな、と思っています。
読み進めると、だんだんスッキリしてしまいますので(笑)。とはいえ、登場人物の中には、本当に「胸糞悪い」が止まらない人物もいますし、各所にムカとイラッとポイントが散りばめられていますので、読みながら自分なりの「胸糞」ポイントを探すのも面白いかもしれませんね。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひチェックしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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