大ヒット作「恋空」コミック版著者・羽田伊吹先生が描く母と娘の歪んだ愛憎劇『ママの愛がおかしい』。今回は、この作品の見どころや読みどころポイントを紹介していきたいと思います！！ぜひこれから読もうと検討されている方の参考になれれば幸いです。
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『ママの愛がおかしい』見どころや読みどころ
①母・律子の異常な執着心に注目
なんたってこの作品の一番の見どころは、母・律子の狂気的な行動です。娘・ミカを利用し、人気アイチューバーとしてなんとしても周囲からの注目を浴びようとする姿は、身の毛もよだつほどの怖さです。ミカの薬を細工したり点滴になんらかの成分を入れたり…。さらには「死んだら元も子もないわ」との衝撃的な発言も。ミカの健康状態を思う気持ちも何一つありません。動画が回っている表向きの母と裏の顔が相極まり更なる“恐怖感”を感じ取ることができます。
②ミカの懸命に生きる姿
幼い頃から病気がちなミカ。母・律子の薬のせいで、入退院を繰り返しています。ミカの願いはただ一つ。“普通の女子高生になりたい”。律子だけでなく友達にも裏切られいじめの標的になってしまいます。それでも懸命に強く生きようとする純粋なミカに誰もが心打たれること間違いないでしょう。
③復讐がテーマ
1巻目では、ミカが自身の母・律子に対し復讐をしていることから始まります。そう、この作品は、律子の狂気的な行動に焦点を当てつつも、“復讐”がテーマになっているのです。その証拠に、復讐を果たす動画が人気のアイチューバーである「うさぎ男」が序盤から出てきます。その「うさぎ男」とミカが、どんどん親しくなり最後に問題の最大の元凶である律子に復讐を果たす。そんな復讐ストーリーになっていくのだと考えられます。
④リアリティがある
この作品は、母親と子供の問題やいじめ問題など現に社会問題となっていることが扱われているので、どこかでこのようなことが起きてそう…などと妙な怖さが湧き出てくるのも特徴です。実際にネット上でも「現実のどこかで起きてそうで怖い」「実際に起きた事件に似ている」などのようなコメントが見られました。
⑤久住がかっこいい
学校内で1人でずっと過ごしている久住。いわゆる一匹狼的な登場人物です。女子からは、“キングオブ陰キャ”と呼ばれています。にもかかわらず何が起きても動じず、ミカが困っているところに救いの手を差し伸ばすところは、とてもかっこいい♡ってなります。久住は、ミカを救い出す鍵となるような人物です。今後の見どころになっていくでしょう。
注意！こんな方にはおすすめできません
①ドロドロ系が苦手な方は不向き
この作品は、終始、心痛いシーンが続きます。私も読み進めていくと「いや、きっつw」という場面が何度かありました。ただ、久住だったり信用できる友達だったり救いのシーンも何度かあるので、読み進めることはできましたね…笑。ドロドロした作品が苦手な方は、読んでいて辛いと感じてしまうかもしれません。
②ラブロマンス要素ゼロ
女子高生ともあり、恋愛要素もあるのかな？なんて思って読み進めてみましたが、きゅん♡とする場面は、現在のところゼロでした。梢也という人物が最初に出てきてミカといい感じでしたが…。めちゃくちゃ胸糞でしたね笑。しかし、久住と距離がどんどんと近くなっているので、もしかしたら今後、恋愛要素も入ってくるかもしれません。
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まとめ
以上、『ママの愛がおかしい』の見どころや読みどころの紹介でした！
ストーリー性があり、とてもおすすめな漫画なのでぜひチェックしてみてくださいね。
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よい漫画ライフを♪
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